品質管理技術
製品の検査・試験は、工程内検査及び製品出荷検査について、お客様との取り決めや当社の社内規定により検査・試験計画にインプットされます。工程検査は、現場にて「いつもと違う事象」により発見される仕組みが確立されています。製品出荷における検査・試験はJISゴムを基本とした試験法で実施され、そのデータは「品質検査表」として発行されデータベースに蓄積され統計分析が可能となります。検査・試験機器は、日常のメカニカル管理を実施しており定期的な診断を実施することにより、最適な状態で製品判定ができる体制を完備しております。また、ファイナルコンパウンドは全バッチを加硫試験機で合否判定しております。またトレーサビリティについても使用材料LOTから生産の履歴、検査・出荷の履歴まで、リアルタイムに把握できる仕組みを構築しております。
情報技術
一般的にも言われる経営の第4資源「情報」を効果的に活用することが、これからの企業活動のあり方であると考えます。業務の簡素化、標準化、効率化を図り顧客の要求するスピードに適合するため、そして当社の保有する全ての情報をデータベース化し、必要なときに必要な形で提供できるようなシステムが、当社のNPS(Nichidai Product System)最新の情報化技術を駆使したハードウェア及びソフトウェアとネットワークによりお客様の情報や生産の情報を全てデータベースに蓄積し履歴管理し効率的な処理をスピーディに行います。ご注文の内容は、受注情報として登録し、資材の所要量手配、生産計画、工程管理、検査・試験管理、出荷管理、在庫管理、売上管理まで一元管理します。LOTごとのトレーサビリィも記録として蓄積されます。各部門への正確な情報伝達と効率的な生産計画・出荷計画がトータル情報として半永久的に蓄積されます。もちろんデータのバックアップやセキュリティも最新の技術を導入しております。